福祉ライブラリー 福祉ライブラリー・NEWS

香川県社会福祉総合センター
福祉ライブラリー・NEWS
NO.336
2025.9


朝夕しのぎやすくなり、風の中にも秋を感じる季節に移りつつあります。
この季節、夕暮れからの楽しみは、虫たちのコーラスと名月ですね。
福祉ライブラリー探検隊
福祉ライブラリー 書籍コーナーのご紹介!
今月は「文学」コーナー
  鹿の助くん
「鹿の助(かのすけ)くん」

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「ニュースが消える日」
著/堂場瞬一
 大手全国紙の記者を辞めて、実家の印刷所が発行する「地域紙」編集長になった戸倉大介。人口25万人の平和な地方都市に事件は少なく、行政発表や街ネタが中心の、刺激に乏しい紙面でした。そんな中、SNSを駆使する若き市長が、自宅前で何者かに襲撃されます。その事件が、戸倉の記者魂に火を付けて…。元新聞記者の著者が報道の矜持を問う長編小説です。

「蛍たちの祈り」
著/町田その子
 蛍が舞う夏祭りの夜、山間にある小さな町に暮らす中学生の幸恵と隆之は、どうしようもない状況に追い込まれ、互いの罪を隠し合う“共犯者”となります。それから15年後、大人になった幸恵と隆之の予期せぬ再会が、家族や友人、町の人々の人生に大きな影響を与えていくことに…。  

「あの日、タワマンで君と」
著/森晶麿
 配達員をしながら日々を食いつないでいる創一。ある日、高級レストランから料理を届ける依頼が入りました。依頼人は六本木で最も高いタワーマンションの最上階に住む多和田という男で、創一が到着すると、彼は創一を強引に部屋に招き入れます。戸惑う創一でしたが、窓の外に広がる地上47階の景色に心を奪われてしまいます。さらにリビングに現れた人物に驚いて…。

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男女共同参画コーナー
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母にはなれないかもしれない 生まない女のシスターフッド

著/若林理央
 1980年生まれ。ライターとして様々な媒体で記事を執筆するほか、お出かけメディアの編集長や、講演、イベント主催なども行っています。子育てをしている親にゆっくりお風呂に入ってもらいたいという思いから託児銭湯も主催しています。著書に「明日クビになっても大丈夫!」などがあります。
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 ライター。1984年、大阪府出身。神戸女学院大学卒。webメディア「好書好日」や「ダ・ヴィンチWeb」、雑誌「月刊MOE」等を中心に、書評やインタビュー記事を執筆しています。いじめや不登校といった自身の経験と、日本語教師、アイドルなどの多様な職歴から「普通とは何か」をテーマにエッセイや小説の執筆もしています。




〜福祉ライブラリーからのお知らせ〜

1. 1人が1度に借りることができるのは、図書10冊と視聴覚資料4点までです。
2. 貸出期間は図書も視聴覚資料も2週間以内
3. 開館時間は、月〜金 10:00〜18:00
4. 休館日は、土曜日・日曜日・祝日と、12/29〜1/3資料整理日です。
5. 秋の読書月間(10月1日〜11月28日)※詳細は次号をご覧ください。




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