イスラエルの社会学者・社会活動家。テルアビブ大学で人類学と社会学の修士号、社会学の博士号を取得。2011年、親になる願望を持たないユダヤ系イスラエル人の男女を研究した初の著書「選択をする:イスラエルで子どもがいないこと」を発表。2冊目となる本書は、刊行されるとヨーロッパを中心に大きな反響を巻き起こし、世界各国で翻訳されました。
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もし時間を巻き戻せたら、あなたは再び母になることを選びますか?この質問に「ノー」と答えた23人の女性にインタビューし、女性が母親になることで経験する多様な感情を明らかにしています。女性は母親になるべきであり、母親は幸せなものであるという社会常識の中で見過ごされてきた切実な想いに、丁寧に寄り添った画期的な書です。